ブックオフ代々木

次から次から読みたい本を見っけるのに、
我の体と頭手足は一対しかないというのは
なんという理不尽ですか。

連休中ストレスフリーでコンディション良好やったんけど、
カイシャ行ったらだめね、あっという間に酸性に傾くね。
なんも大したことしてないのに。なんも責められてないのに。


スチャダラとか太田のエッセーとか読んでクスクスわらって
のんきのんきって唱えながらやらないかん。

どーやったら会社でストレス感じずにやれるんやろうか。
みんなどうやってうまくやってるんやろうか。
教えてほしいなもし。

枕山積み

縮毛矯正かけたら髪の毛マッキンキングになってしまったやん。

これはさすがにまずいから会社員やし、わたし、一応。
明日ビゲン男の黒染めやな。


会社員と言えば
社会に出る前、社会ってのはめちゃめちゃ厳しくてしんどくて、
今まで経験したことないひどい目にあったり、理不尽にあったりするもんや。
こわごわ。

と思ってたけど


まぁうちの会社独特のゆるさ(過酷な労働は強いるけど命までは捨てんようにやって、ね。よろしゅう)に
救われとるというのも往々にしてあるけど、
でも「家の中」で経験した理不尽や
自分を根本から否定され続ける痛みに比べたら大したことない。

名古屋でのいっこも光は入らんけど血まみれでもここにおらせて、
でも誰か助けて。な、長く重い時間に比べたらぜんぜん。

ってことをこないだ友達と話してたらその子も同じって言ってた。

柄の悪い家庭はうまくいけば辛抱強く逞しい子を育む、んやろか。


でもな、いつまでたっても子供なん。加護者を探しつづけてしまうん。
ほんとまぁ31歳ですよ。
いい加減にしときって、ねぇ。

もう大概このネタにも飽きてるんやけど、
手を替え、品を替え人生は同じテーマを我に与えるとよ。

関係なくても無理矢理こじつけてしまうからくりが出来上がっとって、
毎度毎度また君か。ってなるわけよ。


ほんで加護者って、小さい頃やったら母親でよかったんやけど、
大きくなってからやっと家族の隔たりが薄らいできて、やっとやっとお母さんが手に入る!
と思ってたんやけど二〇数年「お母さん」を頭パンパンにして夢想し続けてるから
実のお母さんじゃ、
もうようやらん、足りん。


頭の中のお母さんは荘厳に鎮座してて物すら言わん。
観音様のような質感なわけで黒々鈍光りしてて撫でると輪廻の音がする。

実のお母さんは
つやつや白くて小さく、慈愛にみちた可愛い目を瞬かせているし、
ほっぺたは私そっくりらしいけど、
違うと!
お母さん愛しい愛しいお母さん。


ひんやりした表面をなでまわしてメッキがはがれるくらい、
なんも言わんお母さんにたまに頭ぶつけてたんこぶ作って、
お母さん、お母さん言ってたら
ほんとのお母さんが本物のお母さんやなくなってしまってたんで


私は仏像を建立するしかないんやないかな。
寺の子供になるしかないっちゃないかな。

恵比寿で連休最終日を締めくくる

夏だ
夏だ
夏がくるのら


夏嫌いだけど
今年は多分いい感じ
夏よ、うまくやろうよ
愛したいよ、夏を。


私の先天的な悲壮感を好む
おとこのひとはいたけど
私のそれに抵抗し続けようとするまぶしさを愛してくれたのは
多分
ワンコロがはじめてだ。
夏は、すげーくさくなるけど
ワンコロ


チャオパニックで赤塚フェア開催中。

危うくニャロメTシャツ買うとこやったわ

母、鎌倉

寝過ごしたー



あほみたいにこんどる!
鎌倉のくせに〜


鎌倉のばーちゃんちにとまりにいく。
鎌倉駅から徒歩、25分。
大塔宮を超えると、山盛りの緑の中を歩くことになる。
街灯は少なく、薄暗く、怖くないのは、
隣に私を産み育てた強き女性がいるからだ。



鎌倉の家には今誰も住んでいない、ばーちゃんは病院にいる。
家のメンテナンスは世田谷のおばちゃんと大船のおじちゃんが
ほぼ毎日交代でしている。



爪きりを探してると、すげぇもんを発見してしまった。


父の愛人(×2)から父へのラブレター。
離婚、兄との別れを綴った母の日記、
父の父から母の父へ宛てた詫び状、および借金の依頼状
母から母の父に宛てた手紙。


ほんっと昼ドラな家系だな!


父の愛人【その①】からのラブレターは、達筆ながらも知性がまるでない。
こんな馬鹿まんこと不倫してたのかよ。
幻滅するぜ。と言ったら母が
お父さんはそいう女の人が元々好きなのよ。
ホステスと女房以外の種類の女はいないと思ってるんだと。


では、なぜに娘に聡明さを求めるのか!!!


父の愛人【その②】からの手紙では、
どうするつもりなの?いつまで逃げるの?
奥さんに申し訳なくないの?私は申し訳なくて気が狂いそうよ、
となじられている。


この人はこの手紙を書いた何年か後に父の子供を生む。
子供を産んだのに、俺は知らないよ〜と逃げ回る父に
為す術をなくした、【その②】はうちの母に電話してきた。
子供が生まれました、と。

母は言った、わかりました、認知させましょう、と。


元々、母の家の金が目当てで結婚したのだそうだ。
父一家は、父の父の莫大な借金で首がまわらなくなっていた。


(ちなみに、父の父も何度も女と逃げている。)


しかも、結婚を強く勧めたのは母の儘母のばーちゃんで
幼き頃に母親を亡くし、家庭を回してきた母と
母の父との強固な絆に嫉妬して、
鎌倉から母を追い出したかったのだとか。


婚前の身元調査でわからなかったわけがない、
父一家の借金、父の父が新興宗教にはまって、
先祖代々の仏壇を焼き払い、
親戚一同から絶縁されていたこと。
父には付き合っている女性がいたこと。


大丈夫、あのおうちはしっかりとした家柄だから、きっと幸せになれるわよ。


何も知らなかった母は、嫁に行った。
不幸になった。


「おかあさんは人質だったのよ。」
私たちは金目当ての人質の子供、なわけだ。
そりゃ、愛なんてあるわけない。



逆を言えば、愛していないから耐えることができたわけだ、母は。
子供を育てる=仕事のために、彼女は耐えることができた。



思うのは、教養もあり、気立てもよい鎌倉のお嬢さんが
どうしてこんなことに
巻き込まれなくてはならなかったのか。


兄は何を感じていただろう?
自分さえいなければ、母は自由になれるのに、と思わなかっただろうか?
母は兄を育てるために、父の元で侮蔑され続けることを選んだのだ。


そして、なぜか七年後に私が生まれる。

「レイプされたのよ」
えーっと金目当ての人質のあげくレイプの末の子供です。
どうも、生まれてすいません。


まぁ、そんなことはどうでもいいのだ。
少なくとも私は父のことも母のことも超リスペクトしている。
親のことを一度も馬鹿にしたことがないってのは
ちょっとすごいことじゃないか。


男癖の悪さは父の遺伝子、
むやみやたらな我慢強さは母の遺伝子。
屈強に強いのは二人の遺伝子。


愛はなくとも、子供は生まれ育ちそれなりにやる。
遺伝子で決まってんだよ、きっと人となりは。既に。

江ノしまー。
風ぴゅーぴゅー。


海鮮丼とカレーとまよって
海鮮丼にしたらあえなく撃沈。
具がすくないよーーー!!
やっぱインド人のカレーを信じるべきだった!!


佐賀と愛媛の組み合わせで関東でうまい海産食おうってのが間違い。

地元の魚はうまかけんね。






鎌倉でおかんとおばちゃんと合流。
葉山牛を食わしてもらう。
ワンコロ緊張気味。でもそつなくこなす。
さすが中道の人。


パティストリー雪ノ下のマカロン!!
乙女の国の味がしましたよ。