台所からの風景

毒々しいこの人の名前はチョコレートコスモスという。


首がながくてへろへろやから花瓶にさすのに一苦労。


結局茎をだいぶ短くした。すまん、許せとぶつぶつ言いながら。

こっちの人の名前は忘れてしまった。


野性的でかっこいいなぁ。野っぱらでもきっと凛としているでしょう。


こういう人になりたい。

左に写っているイラストカット集は高円寺のハチマクラで買った。


たまに開いて模写する。小鳥のカットがたくさんあって楽しい。


お楽しみ会のプリント作る人になりたい…

学級委員になればいいのか…

休刊(廃刊?)になってだいぶたつけどリンカランのバックナンバーを古本屋で見つけては買う。


丁寧ないい雑誌だったのになぁ。


例えば似た系統で
クウネルは、写真で紙面の中身を賄ってる部分が大きい。
それはそれでよいんだけど、活字中毒者としては満たされぬ部分がある。

リンカランは写真は元より、文に知恵と知彗が凝縮されていて


生活を育む力をわけてくれる。

よしもとばなな
日常の力についてパピルスのインタビューで言及してたけど


どれだけ日々を実直に積み上げていくか、なんだよな。


何かあった時に飛びついたり踏ん張ったりする基礎体力を日々養わなければ。


紙でしかできないことをやってた貴重な雑誌だった。復刊してほしい、けど内容の濃さから制作工数を見積もると採算あわないよな〜とも思う。


雑誌社は消費情報を発信する雑誌(ファッション誌とか)をどんどんウェブ化してコスト削減して(広告媒体としての価値だってウェブ媒体のほうが小回り効くし、紙より広がりがある。)
その分
紙でやることに意味があるものを残していく方向に進んでけばいいのになぁ〜。

と思いつつ、まだまだリアルにウェブはかなわないというのも一担当者の実感としてはあるので
難しー。


頑張ってくれソニーマガジンズ

ユニコーンが表紙のパチパチをコンプした三十路女子が応援してるから!

そいえば時代に踊らされることなく、最近携帯をサイバーショット携帯に変えたんだけど
やっぱりソニープロダクトのパッケージ力は秀逸。どっから見てもかっこええもん。

デジカメスペックも申し分なし。
難を言えばボタン操作がイマイチ…。


過度の散歩癖をこいつで記録するぜ!
今日は井荻まで歩くのら!

歩きながらチョコ食ってそれが今日の晩御飯。


中村橋のブックマートの百円ラックの熱さは半端ない!
捨て本なし!十冊購入。
おかげでリュックが重い。

開高さんの娘の随筆集はめっけもんやった。

残業規制が入ってから時間があれば本を開く生活をしてるけど

文学少女(処女)のはしくれをやってたころと
堪え性がないところは変わらず。


長編が読めない。
最後の数十ページを残して投げだしてしまう。

ムーンパレスが最後まで読めた唯一の長編。
(アムリタは文字数的にムーンパレスに劣る)


といってる間に阿佐ヶ谷でまたも古本屋にあたり、三冊追加。


これ以上歩くのは危険だ。南阿佐ヶ谷から電車に乗ろう。


読めないのは長編だけやなく、難しい文章が読めない。
所謂由緒正しき文学だって
授業以外では川端康成の小鳥の話しか読んだことない。


すっと
入ってきて
ぱっと連れてってくれるやつしか読まない。


自分ではない、なにかになるきっかけを探してる。


本に限らず、新しく取り入れるものすべてに私は変身のきっかけを期待する。


新しく見るもの、食べるもの、通る道、買うもの(新発売の生理ナプキンにすら私は期待する)


そしてもちろん新しい男のひと。
新しい仕事。(エクセルのブックを新規作成するたびに私は期待する。)


現実の己はしぶとく、大概の新しい刺激に動じることはない。
上澄み液だけが微かに震え、一瞬波紋を作るが、中身が溢れてしまうことはない。
波紋はすぐに収まる。

器は元の器のままだ。